2014年2月2日日曜日

鍵盤奏者としてのハービー・ハンコック



キーボーディストとしてのハンコックが大好きだ。彼のベストプレイと思われるものを紹介したい。あくまでもおいらの独断。

まずは、おそらく全員が同意するであろうこれ。クインシー・ジョーンズの「stuff like that」。
スタッフ・ライク・ザット
 

ここに入っている「tell me a bedtime story」でのプレイが最高だね。これはクインシーがハンコックのローズの音にストリングスを重ねるというアレンジをしているのだけど、フュージョン史上最高の曲、最高のソロ、最高のアレンジ、の1つであると断言できる。断言しちゃいますよ、これは。アルバムはいわゆるブラコンなのでモダンジャズしか聴かない人にはきついかもしれないけど、ハンコックのソロはあまりにも秀逸。

続いてこれ。

ミルトンス
 
 ミルトン・ナシメントの「mitons」。楽曲でいうならミルトンのほかのアルバムのほうがずっとよい。が、ハンコックのピアノがフューチャーおっと、フィーチャーされている「San Vincente」という曲が入っている。ここでのハンコックは水を得た魚のように、のびのびと自由に空を羽ばたいている(魚だから、泳いでいる、のほうが適切か)。ファンなら必聴である。

それからこれ。「giblet gravy」ジョージ・ベンソンの初期の作品だ。まだ歌う前だよ。

ジブレット・グレイヴィ

「What's New」におけるハンコック、バッキングからしてかなり個性的でおもしろいのに、半コーラスだけ与えられたソロでは気取った感じでフレーズを始めて、ラストのほうではすべてを飲み込むような渦を作って一気に盛り上げる。彼が新しい感覚をもったピアニストであることがじゅうぶん伝わってくる。

ほかにも、「head hunters」におけるchameleonのソロ(前半のMOOGと後半のローズ、どちらも)や「miles in berlin」のmilestones、テーマに戻る直前のコーラスでの演奏など、彼のすごさがよくわかるものがたくさんある。ぜひ聴いてもらいたい。ちなみに、数あるハンコックの録音のなかにも「おいおい、ハービー、こりゃないぜセニョ~ル」というものもある



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