2017年6月8日木曜日

女をなめるな

以前何度も話したことだけど、男はジャズをやっている女性やジャズファンという女性に対して、やたらといばって教えたがる。本人は(少なくとも最初は)親切のつもりであるため、余計始末が悪い。

女性はたいてい「うるせえ、黙れ」と思っていても表面上は素直に「はいはい」ときくので、余計男をつけあがらせる。
ジャズ喫茶とかで「ボーカルやってるの?エラとかもっと聴いたほうがいいよ」なんてのは序の口で、強引に自分のフィールドに入れるために「リズム感を養うためにドラムをやった方がいいよ(俺が教えるよ)」「音楽理論も知るべきだ。ピアノとかやってみたらどう?(俺が教えるよ)」「腹筋が必要だからサックスもやってみたらどう?(俺が教えるよ)」と、もう男どもは支離滅裂である。

これが酔っぱらって言うもんだからホントだめだ。以前、フルートをやっている女性に対してある男のフルート奏者が最初はえらそうに「教えて」いたんだけど、酔っぱらっていて、だんだん「教える」必然性を得るために相手を否定し始めた。「君のこういうところがダメなんだよ、だから○○を聴くべきだ」という感じでね。女性の方はもう頭に来て返事どころかそっちも見なくなったんだけど、酔っていてわからないんだよねえ、ずっと偉そうに話していた。

ちなみに、二人ともおいらは知っている人だったんだけど、女性の方がキャリアも長く、腕前は「個人でレッスンすればいいのに」と思うくらい相当なもの。それに対して男の方はフツー。よくカノジョに対してえらそうに言えるなあwと思っていた。このように、男はいばって教えがたるときに、概して女性の方が実力がないと思い込むようだ。




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